はちみつには
こんな魅力がもりだくさん!
*トロリと甘~いはちみつの作り方
人の手ではちみつを作ることはできません。
自然の営みの中、みつばちたちだけで行う唯一無二の製法です。
ミツバチたちが花の蜜を吸い取り、巣の中へ貯めていきます。
その時に、体内の酵素ではちみつへと変化し、ショ糖の花蜜はブドウ糖と果糖に分解されます。
ここから、約3日間に渡って自分達の羽を使って花の蜜を扇ぎ、水分を飛ばしてあのトロリとしたはちみつが作られているのです。
*蜂にも立派な社会が存在していた!
巣の中は一体どんな風になっているのか?
雌の中から1匹だけ選ばれた女王蜂と、2~3千匹の雄蜂、
そして残りの数万匹の働き蜂(生殖能力がない雌蜂)で構成されています。
働き蜂の寿命は約30日間ととても短く、その間、花の蜜をお腹にいっぱい吸ってせっせとはちみつ集めを行っているのです。
*体の中で、エネルギーに早変わり!
はちみつの成分の約80%が糖分で構成されており、単糖類であるブドウ糖と果糖です。
これ以上分解ができない単糖類は、胃の負担がなく、吸収も早いので、すぐに運動前や朝一番のエネルギー補給にぴったりなのです!
私も、ランニング用のドリンクにはちみつを愛用していますよ♪
*はちみつの栄養成分
ハチミツに含有されているビタミン類には、ビタミンB1・B2・B6・葉酸・ニコチン酸・パントテン酸・ビタミンC・ビタミンK・ビオチンなどがあり、ミネラル類としてはカリウムを多く含んでいる他、ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛・鉄・銅・マンガンなどが含有されています。
貴重なミネラルとビタミンB群、フラボノイド、アミノ酸、有機酸、酵素など各成分が豊富に含まれています。
最高の栄養供給源として、また肌のお手入れやちょっとした傷の手当などに、日常生活で幅広くその威力を発揮してくれます。
*はちみつの美容効果
こんなに甘いのにカロリーは砂糖よりはちみつの方が控えめ。
なのに砂糖よりも甘味が強いんです!
砂糖の代わりにはちみつを使えば、およそ砂糖の5~6割程度の量で同じ甘味が得られます。
カロリーが低いうえに少量で済むなんてまるで魔法みたいですね。
これならダイエット中でも無理にガマンせずに済みそうです。
もっと知りたい!はちみつ Q&A
- Q.はちみつが白く固まるのはどうして?
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A.気温が低くなるとはちみつの中に白いツブツブが見られますが、これがはちみつの結晶です。
結晶する早さは、採取した花の種類によって大きく異なります。
れんげなどは早く、あかしあなどは比較的ゆっく り結晶します。
はちみつの物理性に起因しているものなので、品質や栄養には問題はありません。
こんな時にはちみつは結晶しやすくなります。
1. はちみつの中の天然ブドウ糖分が果糖より多い場合
2. ハチミツの中に気泡があり振動が加わった場合
3. 外気温が15~18℃以下になった場合
4. 置き場所・室温・日射の状況が頻繁に変化する場合
- Q.紅茶に入れると黒くなるのはどうして?
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A.紅茶の中には「タンニン」と呼ばれる色素成分が含れています。
このタンニンがハチミツに含まれる鉄分と化合すると、「タンニン鉄」と言う物質に変化し、ハチミツのたんぱく質に付着して色が黒い沈殿物を形成します。
人体には全く無害のなミネラル成分なので、安心してお飲み下さい。
- Q.はちみつってどれくらい保存できますか?
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A.はちみつは、強い抗菌パワーを持っている保存食であり
糖度が高いほど殺菌、抗菌のチカラがあります。
つまり、天然のはちみつは、腐ったり成分が変化することがないのです。
保存方法や時間と共に、風味や色は少なからず変わっていくので、
2、3年を目安にお召し上がりください。
- Q.赤ちゃんにはちみつを与えてはいけないって本当?
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A.1歳未満の赤ちゃんには、与えないで下さい。
天然のはちみつには、まれにボツリヌス菌が混入していることがあります。
この菌は加熱してもなかなか死滅しない菌です。
免疫力や抵抗力が弱く、腸内細菌も少ない赤ちゃんはそのまま菌を取り込んでしまうのです。
1歳を越えれば、腸も発達し、抵抗力も高まるので、大人と同じように召し上がって大丈夫です。