れんげはちみつ
日本人に愛される味
日本を代表するハチミツで、もっともポピュラーなことから蜂蜜の王様と形容されています。
味・香りともにくせがなく、昔から日本人に親しまれてきました。
淡黄色で、ほんのりと酸味のあるなめらかな味です。
フルーティな香りと上品な甘さで最も人気の高いはちみつです。
近年の生産について
4月後半から5月半ばまで、主に西日本を中心とした地域に咲きます。
昔はあちらこちらの畑で見かけましたが、近年れんげの花を食べてしまう害虫のおかげで壊滅状態です。採取量が少なく、非常な貴重なものとなっています。
現在では減反している農家さんにお願いし、秋に田んぼに種を有償で撒かせてもらっています。下の写真が、種まきの様子です！
岐阜県の西濃地方はれんげが非常に多い地域です。毎年5月にはお手伝いしながら良質のはちみつを分けていただきます。
年々採れる量も減り、価格も上昇していますが、1年の始まりはれんげから！と思い頑張っています。
ご存知でしたか？はちみつって奥深い！
はちみつの種類は「れんげ」「あかしあ」「とちのき」「そば」「りんご」など、花の種類によって色、香り、質感も違っています。
味だけでなく、含まれる栄養素が違ってくる他に利用の仕方、食べ方のレパートリーも様々です。
色の薄いハチミツは料理に使うのに適していて、色の濃いハチミツはミネラルをたくさん含んでいます。
また同じ花でも産地やその年の花の咲き具合によって、微妙に味が異なるので年ごとに違った味わいが楽しめます。ですから、この花のハチミツはこういう風味とは決めつけられないのです。
その年、その季節で味わいに変化があるはちみつの奥深さ、是非あなたの舌で感じてみてください。
